「綿は死にます」

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太陽の光がさんさんと降り注ぐ空の下、洗濯物を干すのって気持ちいいですよね。

そして、取り込んだ洗濯物はなんだか太陽のいい匂いがするし、洗濯したよーー!っていう満足感もありますw
              
そして太陽の陽射しには殺菌効果もあるそう。
紫外線には、地表まで届き、そして殺菌効果の強い「UV-B」があります。
日焼けや炎症を起こす紫外線で、皮膚ガンの原因になると言われていますが、菌やウイルスのDNAやRNA(リボ核酸)に作用し、化学変化を起こし、それによって菌やウィルスは自らのコピー能力を失い、不活性化し、死滅するとのこと。
※すべての菌やウイルスに効果的ということではありません。
         
いい匂いもするし、その上殺菌までしてくれたら最高ですよね。
            
       
            

そのタオル、ゴワゴワになっていませんか?

        
太陽の直射日光にさらされたタオル、ゴワゴワになっていませんか?
  
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いい匂いと殺菌効果と引き換えに、ずーっと干されていたタオルは、直射日光の強い刺激により、残念ながら「悪い子」に育ってしまいます。
      
人とその生活の中にいつも「そばにいる」育てるタオル。
「そばにある」というより、愛着を持って育てることで「そばにいる」と感じることができるのが育てるタオルです。
          
その育てるタオルの素材となる「綿」。
「綿」は強い陽射しに長時間さらされていると死んでしまいます。
もちろん、生物学的に生きているとか死んでいるとか、といった意味ではなく、綿そのものがもつ、「吸湿性があって肌触りもいい」という本来の性質が失われ、徐々に硬く脆くなっていく、ということです。
            
                   
                    
 

良い子に育てるには・・・

ずーっとふわふわなタオルに育ってほしいですよね。
         
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「綿が死なない」「良い子に育てる」ためには、直射日光は絶対禁止!というわけではありません。
殺菌効果もうれしいことなので、陽の下で干すのは1時間くらいで良いようです。
「朝干して、取り込むのは夕方」なんていう長時間、ほったらかしにしておくのがよろしくないようです。
          
スポンジーコットン100で作られた育てるタオルは、空気を多く含んでいるので速乾性も抜群です。干し方は、繊維製品はみなそうなんですが、「風通しの良い日陰干し」が最もオススメ。空気の対流で一層早く乾かせるので、効果的です。
            
また、洗濯物を室内で干すと臭いがすることがあるのは、乾燥に時間がかかるため、細菌が増殖してしまうことによります。風が洗濯物に当たるようすると、早く乾きそして臭いもつきにくいです。
              
                         

 
                
          

一度悪い子に育つと、もう手遅れなの?

             
良い子に育ったタオルは、「だきしめたいほど愛しいタオル」になりますよね。
                              
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逆に悪い子に育ってしまったタオル、手遅れではありません。
もう本当にゴワゴワになってしまったら、さすがに綿は死んでしまいますが、そこまでにはなっていなければ、洗濯をして「風通しの良い日陰干し」をすることでもとに戻る=生き返ります。


                    
                 
と、ここまでの話は、東京青梅のタオルメーカーの社長さんからの受け売りですw
 
えらそうに書いてしまいましたが、我が家のタオルの中には、マイナス70℃の世界で一瞬で凍り付いたタオルのような、かたーいタオルもあったりします。
なので、徐々にタオルを入れ替えつつ、お洗濯も丁寧にやっていかなくちゃ、と考えたりしています。

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